TOKYO KNIT

INDUSTYLE TOKYO

丸和繊維工業株式会社

着心地を徹底的に追求した確かな品質を強みに、OEM事業を中心に行うニット専業メーカー。宇宙飛行士の船内着として採用された経験から立ち上げたファクトリーブランドでは、「動体裁断」と「動体縫製」技術によるシャツなどのアイテムも。

「自分たちの製品を宇宙へ」。その夢の実現から始まりました

オリジナルのファクトリーブランドとして立ち上げた「INDUSTYLE TOKYO」。きっかけとなったのは、2010年、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の船内着の一般公募に応募したことです。「動体裁断」技術を考案した機能系被服デザイナーの全面協力の下、試行錯誤の末に完成させた渾身の一着は、そのパターン技術と縫製技術を認められ、宇宙飛行士の船内着として見事採用されました。この経験から日本の高い縫製技術を守りたいとの思いを強くし、その技術力にさらなる磨きをかけ、翌年2011年からオリジナルブランド事業として「INDUSTYLE TOKYO」を始動しました。一度シャツに袖を通せば、その「着心地のよさ」と「動きやすさ」を実感していただけるはずです。

「動体裁断」と「動体縫製」により、着心地と動きやすさを徹底的に追求

「INDUSTYLE TOKYO」のアイテムの強みは、極上の着心地と圧倒的な動きやすさにあります。「動体裁断」と「動体縫製」という特許技術に基づいた設計により作られているためです。一般的なパターンでは立ち姿を基本として想定して立体裁断を行いますので、シャツの腕を上げると突っ張り、裾が上がってしまいます。一方「動体裁断」や「動体縫製」は動くことを前提に考えられた独自のパターン技術、縫製技術です。この技術によって作られた服は人体の動きを妨げず、シャツの腕を上げても裾がほとんど上がらないため、ストレスも軽減。程よく体にフィットした、スッキリとタイトなシルエットも特徴です。

技術の継承や技術者の育成にも注力し、ものづくりの発展に努めています

60年以上続くアパレル製造の実績とそのノウハウを次世代に繋いでいくため、技術の継承や技術者の育成にも取り組んでいます。国内の縫製工場は高齢化が共通する課題なのですが、丸和繊維工業株式会社の青森工場では若い世代が活躍。日本が誇る高い縫製技術を、若手にしっかり受け継いでいるのです。また、離職率や有休取得実績などの労働環境も評価され、雇用管理に優れた企業として厚生労働省からの認定も受けています。さらに青森工場にはソーラーパネルを設置し、場内の電力を一部太陽光発電でまかなうことで、環境負荷の低減も試みています。福島工場においても、世界に誇る高度なものづくりを行う企業として「J∞QUALITY」の認証を受けました。今後も技術、人材、環境へ配慮した持続的成長企業を目指し、日本のものづくりの発展に努めます。
主なブランド・商品
  • ニットシャツ
  • ニットジャケット
会社概要
1956年に創業した、ニット専業メーカーです。様々なブランドのOEM事業に加え、オリジナルのファクトリーブランドも展開しています。東京本社のほか、青森と福島に自社工場、茨城に物流倉庫を保有し、4拠点を中心に事業を運営。工場だけではなく東京本社にも縫製ラインを構えているため、企画から裁断・縫製、仕上げに納品まで丁寧かつスピーディーに対応できるのが強みです。創業以来「着心地のよいものを」という気持ちを大切に、高品質で付加価値の高いものづくりに真摯に取り組んでいます。
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