TOKYO KNIT

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2024.02.20

「TOKYO LOVE KNIT」盛況のうちに閉幕!超十代メンバーがニットの可能性や、魅力について語る。

TOKYO KNITは今年度、株式会社超十代と連携し、未来を担うZ世代を発信起点としたTOKYO KNITの魅力を全世代にアピールする施策を行ってきました。その施策の集大成として、TOKYO KNITと「超十代」、そして障がい者アートとコラボレーションしたファッションショー「TOKYO LOVE KNIT」を2024年2月16日(金)TRUNK(HOTEL) CAT STREET MORI にて開催しました。

前年度(2022年)まではBtoB領域、特に国内外のアパレルブランドへの訴求に力を入れてきましたが、2023年度は未来を担うZ世代にTOKYO KNITの高品質な製品に触れ、感じてもらい、自ら発信してもらうプロジェクトを展開。超十代を代表するZ世代のタレント、植村颯太さん、内山優花さん、沢田京海(トメィトゥ)さん、本望あやかさん、実熊瑠琉さん、りゅうとさんの6名が、TOKYO KNIT認証企業4社とコラボレーションしました。ファッションショーでは6名が自身でデザインした衣装を身に纏って登場。今回のコラボレーションに関して、本望さんは「ニットというと編み物や毛糸のイメージでしたが、私が使ったベロアやメッシュも実はニットで、種類が多くすごく悩みましたが、無限の可能性も感じました。 」と語りました。

トークショーでは、超十代メンバーの6名と、丸和繊維工業株式会社 取締役 深澤信敬、株式会社沼尻テキスタイル研究所 国際研究員 内海雅俊が以下のように語りました。


Q: 超十代のメンバーの皆さんに今回のコラボレーションの衣装のテーマやこだわったポイントなど伺えますか?

実熊さん:私は“自分らしい”をテーマに、好きなベージュカラーでオーバーオールを今回製作しました。アクセントにボア素材を使っているのですが、ミニポケットもつけて可愛いデザインにしました。

内山さん:“大人っぽさ”をテーマに、ただ黒でまとめるのではなく、ジャケットは袖のボタンが取り外せて2way仕様になっていて、スカートも抜け感があったりと、デザインにもこだわりました。植村さん:可愛いコーディネートにしたいと思って、もともと好きな黒とグレーの配色で、ポイントにオレンジを入れたオーバーオールのベルトにしました。サイズもオーバーサイズで、ポケットも大きくして動きやすく可愛くしました!

本望さん:私は昔から憧れていたアニメのアイドルのキャラクターをイメージしたお洋服を作っていただきました。アイドルっぽさを出すように、何枚もフリルを重ねたりバランスを整えるのが大変でしたが、憧れの存在に近づけたみたいで嬉しいです。

りゅうとさん:僕はスーパーマンのようなマントをデザインしました。マントにはスリット部分にボタンがついているのもポイントで、さらに中に着ているシースルーのトップスも普段女性のイメージがあると思うのですが、今回挑戦したく作っていただきました。

沢田さん:自由という言葉が好きで、それを表すために、トップスのリボンを外すとシャツの後ろが自由の花言葉を持つお花がデザインされていて、縛られている状態から自由になる!という想いを表現しました。

 Q: 今回のコラボレーションでの商品開発の中で大変だったことや、商品開発の中で楽しかったこと、本プロジェクトを通しての気付いたことなどお伺いできますか?

内山さん:作っていく中で金具や生地やボタンの種類がすごい多く、普段から優柔不断なので選ぶのが大変でした。

本望さん:素材にすごく悩んで、ニットというと編み物や毛糸のイメージでしたが、私が使ったベロアやメッシュも実はニットで、種類が多くですごく悩

みましたが、無限の可能性も感じました。最後は一番好きな質感を選んで、理想に近いものを作っていただきました。

  Q: 今日みなさんが作ったお洋服を誰かにきてほしいとかありますか?

本望さん:憧れのアニメのアイドルの衣装を再現したので、やはりヲタクのみんなに着てほしいですね!

実熊さん:ファンの子に着てほしいですね。ファンの子は私がこういうカラーが好きなのも知っていて、すでにこういうベージュカラーを着たことある子もまだ挑戦したことない子も着やすいと思うので、みんなに着てほしいです。

Q.今回の超十代のみなさんと取り組みされていかがでしたか?そして、Z世代の皆さんに期待することを教えていただけますか?

深澤:これまでは業界向けに技術力やニットの良さを伝えていましたが、業界だけでなく、より消費者に近いZ世代の色々な発信力がある方々と一緒にできたらと思い今回ご依頼しました。服作りの楽しさを知ってほしくて、実際に要望を聞いてから形にしていって出来上がる喜びを知って、ファッション業界を目指す子が増えたらと思いました。

内海:みなさんSNSでの発信を多くしていたので、個人的な性格や好みがツールを通して事前に見ることができたので結構作り込みが一緒にできたなと思いました。それぞれのみなさんの好みにあわせて、こういうの物が好きかなとイメージしながらできました。発信力も強く、素直に謙虚に色々聞いてくれたので、ファッションがすごい楽しいんだよということを今後も発信してほしいですね。


■障がいのあるアーティストとのコラボファッションをお披露目

障がいのあるアーティスト2名のアート作品を認証企業6社が洋服に落とし込み、超十代の6名がファッションショーで披露しました。

今回のプロジェクトに参加した、アーティストのカミジョウミカさんと柴田鋭一さんもステージに登壇。カミジョウミカさんは「いつもは平面の作品ですが、今日は服としてデザインが立体的になったことが嬉しいです。いつかこの商品が販売されたらいいなという夢ができました。」とコメントしました。

「TOKYO LOVE KNIT」ではプロトタイプとして既成のアート作品を洋服に落とし込んでいますが、今後はオリジナルブランドを立ち上げ、オーダーによる書き下ろしのアート作品と1点モノの洋服をセットにした、今までにない新しい障がい者アートの価値を提供していきます。

障がいのあるアーティストとのコラボレーションプロジェクト」について詳しくはこちらのNEWSをご覧ください。

 

2023年度の活動についての詳細はニュースリリース(PDF:0.8M)をご覧ください。

TOKYO KNITは今後も新しい試みにチャレンジしていきます。今後の活動にも、ぜひご期待ください。

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